革のお手入れ / Q&A

 

 

□スクワラン / お手入れについて

 

革というよりも、持ち物として向き合うことが前提。

普段から状態に気を配ること。

まずは見ること、変化に気付くことから始めてほしい。

 

革のお手入れとは、自分と向き合うこと(使い方)と保湿

 

 

経年変化といえど、正解はありません。人それぞれの性格(環境など)、個性が反映されます。

それが革を育てる醍醐味です。

自分らしく育てて、自分だけの所作にしていただければ幸いです。

 

お使い前、お使い中のご参考までにお読みくださいませ。

 

“SQUALENE WAX POLISH”

 

 

□なぜケアをするのか?

 

 

長く使うため。

 

ケアするのは気持ちよくて、不思議とカッコ良い、気がしますね。

 

 

濡れてしまった時にケアをしていると予防になる。

 

 

靴や鞄と異なり、財布はよく触れるモノ

日光に晒されることも、極端に汚れることも他の革製品と比べて、ないかと思います。

長期保存や濡れてしまった場合を除き、乾いてヒビ割れをおこすようなことはありません。

 

 

□濡れてしまったら

 

乾いた布ですぐに拭き取ってください。

革は濡れると、シミになるだけかと思いきや伸縮します

 

所作に使用される革は比較的水に強く、シミになりにくい素材です。

最初濃く変色しますが、乾くと元どおりになることもありますので

無理に擦らず、水気を拭き取って通気性の良いところで自然乾燥させてください。

(ドライヤーで乾かすのはNGです)

濡れた状態で放置する、もしくは熱を与えると

型崩れをしてしまい、元どおりにはなりません

 

 

□ケアの頻度

 

 

使用頻度、環境、持ち主の正確によりますが、目安として1,2ヶ月に一度くらいでOKです。

やりすぎるとカビやベタつきの原因となり、革が育たなくなります。

 

よく触るモノとして、革に油分が含まれているので使っていると自然と油分が出てきます。

普段から気をつける点はよく曲げるところと擦れるところ

油分がとんでしまうので、長年使ってボロボロにみえる箇所でもあります。

 

またポケットに入れる際は、夏場の汗ジミの要因となりますので

汗をかく時期はなるべくバッグに入れてお使いください。

同じように乾燥する時期は、ケアの頻度を高めましょう。

 

→汗ジミも普段のケアである程度防ぐことができます

 

摩擦はバッグの中で動くところに入れると傷がついたり、端の方が黒くなったりします。

それも自身の性格が反映されるところではありますが、避けたい方はバッグの中で

固定させるように(内ポケットなど)持ち運びをお願いします。

 

 

 

□革の裏側は?

 

基本的に手入れは必要不可欠ではありません。

 

裏側(床面)というのはザラッとした面です。箔シリーズでは箔が革の裏面です。

所作では箔が長持ちするように、仕上げを行なっておりますが

ずっと保ちたい方は、防水スプレーがおすすめです。(同じように1,2ヶ月に一度でOK)

 

またどんな革でも裏側は摩擦により毛羽立ちます。

これも経年変化ですが、苦手な方はトコノールを塗るなど対応可能です。

市販のものですが、最初から塗る必要はありませんので、あくまで困ったら

東急ハンズなどでお買い求めください。

 

 

□所作シリーズ ケアまとめ

 

・ベーシック、ボレロ、雲母・・・汚れ防止に使い始めから塗ってもOK

・ブライドル・・・白いロウが取れてから

・ナチュラル(ヌメ)、スモーキングレー・・・光沢が出てから

・オイルヌバック・・・半年使用以降くらいでしょうか

・和紙・・・革の裏側に和紙を定着させています。

※和紙の剥がれを防ぐ方法としては、防水スプレーがおすすめ

 

その他シリーズはお問い合わせくださいませ。

 

 

 

 

“SQUALENE WAX POLISH”

ケア方法

 

お家で楽しむレザーケア / “SQUALENE WAX POLISH”入荷しました!

 

普通に使用していると、個人差、革の差はありますが1ヶ月程度で光沢が出ます。

これは革の表面に薄い膜が張った合図ですので、それが出ると多少の汚れや水気を弾いてくれます。

それまではなるべく汚さないように心がけてくださいませ。

※その期間、ご心配でしたら防水スプレー使用されても問題ありません。

(できればヌメ革用がおすすめです。シミにならないよう遠くから散布してください)

 

ケアは使い始めより、そこからがおすすめです

 

□メンテナンス / 一枚革ならではの

 

 

分解してプレス、クリーニング・再整形がメンテナンスの基本内容です。

 

お困りの際は姫路STUDIOまでご相談くださいませ。

 

ご依頼・お問い合わせ→himeji@nonoyes.co.jp

 

 

長文失礼いたしました。

 

普段からの気持ち面を中心に書かせていただきましたので

ご質問、ご不明点ございましたら、お気軽に問い合わせください。

また頂いたご質問はこちらに追記していければ、と思います。

 

 

ではでは。

 

 

nakabayashi

 

 

 

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「No,No,Yes! Leather Tailor Tokyo」

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